ドラッカーマネジメント勉強会「明日を支配するもの」第6回目、8月7日(火)19:30より開催します
最終回の第六章のテーマは「自らをマネジメントする」ということで、第一章から我々を取り巻く環境や前提の変化を中心の考えてきましたが、いよいよその変化の下で自分としてどう行動するかということを考えます。
自らをマネジメントするとはどういうことか?
一言でいえば、「所を得る」ということでしょうか。自分自身が生き生きと活躍でき、成果を上げ、その所に、更には社会に貢献し続ける。貢献し続けるためには、自分自身の成長を促し、同時に最適な「所」を探す。
第六章では、「第二の人生」についても結構な紙面がさかれています。これから益々重要になってくるテーマだと思います。今までは、サラリーマンにとっての「第二の人生」とは、退職後の年金支給開始までの繋ぎ期間を如何に過ごすか程度の意味合いであったかと思います。しかし最近では、寿命が格段に延び高齢者の健康状態が良くなり、その一方で労働人口が減る中で、定年後も第一線で活躍できる機会が増えてきました。ということで「第二の人生」という言葉の意味自体も変わってきていると思います。私自身は55歳で早期退職したが、まだまだ「悠々自適」という境地ではなく、いまだに早朝から深夜までバリバリ仕事をこなしています。まだまだやれること、やるべきこと、やりたいことがたくさんあります。ただ、ドラッカーが言うように、いい年になって会社を辞めるなり、転職するなり、起業するためには長期に渡る準備が必要だと思います。これからの時代、現役で働いている会社の仕事だけに一心になるのではなく、同時に少しで良いので別の世界に足を踏み入れておくことも、本業の成果をさらに高めながら、新たな機会を探すことにつながると思います。それが長い人生を豊かに過ごすための秘訣になると思います。
次回8月7日は、私自身の経験、現在の働き方ややりがいについてもお話させていただきながら、皆さんと一緒に議論して、「第二の人生」と「働き方」とそのための「自らをマネジメントする」ということについて深く考える機会にしたいと思います。
ファシリテーター 中西 功
一回ごとに独立した内容になっていますので、今回限りの参加でも全く問題ありません。
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